「上海幼稚園事情」

9月に入っても、まだまだ暑い毎日が続きますねぇ。
こちら上海は9月は入学シーズンなんですよ。お友達のお子さんも幼稚園に入園される方がたくさんいます。家のヒナちゃんはまだですけど、今回はこちらの幼稚園事情などをお話したいと思います。
私は田舎で育ったせいか、“幼稚園は近所の幼稚園でいいか。”くらいの認識しかなかったんですが、今は違うんですねぇ。早いお母さんは入園の2年くらい前から幼稚園探しをするんですって。評判のいい幼稚園は早く予約しないと入園できないとか。。これって常識ですか?わたしが無頓着すぎるんでしょうか。
上海には大きく分けて、現地の幼稚園、インターナショナル系の幼稚園、日系の幼稚園と3タイプに分かれます。もちろん現地の方も、外国人もどの幼稚園にも入園はできるようです。
中国の家庭は共働きが多いので、寄宿制の幼稚園なんてのもあるようです。月〜金は幼稚園で過ごし、週末家に帰るんですって!幼稚園児がですよ!すごいですよねぇ〜。親もすごいけど、子供もすごいですよね。よく園児が我慢できるなぁと感心してしまいます。そこまでしても、お金を稼いで子供の養育費にあてたいんですって。いい学校を出て、いい会社に入れることがやっぱり目標なんだとか。親心は世界共通ですね。
中国の教育は詰め込み型みたいですね。幼稚園なのに宿題とかもあったりして、親も大変なんだそうです。なんか、その年齢ならこういうことができないといけないみたいな考え方が根強くあるみたいですね。
さらに教育熱心になると幼稚園を転々とすることも少なくないとか。その年齢の必要性に応じて幼稚園を変えるんですって。2歳では芸術系、3歳になったら音楽とコンピューター、4歳では語学中心といった具合に転々と。。
まぁここまでするのは少数なんでしょうけどね。私にはそんな発想すら浮かんできやしませんねぇ。
聞いた話なんですが、現地の幼稚園の見学に行ったときの話しです。そこの幼稚園は先生も熱心で、まぁまぁ評判のよいところらしいのですが、ある園児が「おしっこ!!」と言うとその場で(外ではあったが、端っこのほうでさせるでもなく、本当にその場だったそう。)“シ〜”とさせていたそうです。
お絵かきが上手にできるとか、ピアノが弾けるだとかの前に道徳をきちんと教えてほしいと思いますね。
そう、中国では子供にどこででもオシッコをさせてしまいます。つい最近ですが、ショッピングセンターの食料品売り場のゴミ箱に“シ〜”させていている母親がいました。この光景はけっこうショッキングでした。私と同じ世代の母親が子供にそんな場所でさせてちゃいけません!これからの子供達に、こーいう認識は持ってほしくないもんです。
あぁ、すみません。“おしっこネタ”で勝手に盛り上がって、話がそれてしまいました。。でも中国の‘おしっこネタ’は尽きないんですよね。
幼稚園の話にもどりますが、授業料がけっこう高いんですよ!!日系の幼稚園だと1ヶ月に平均日本円で8万円もの金額がかかります。このほかにバス代、施設費、給食代、寄付金などなど。。。インターナショナルの幼稚園なんて20万円かかるところもあるんですよ!!法外ですよね!現地の幼稚園でも外国人は5万円くらいですかね。
笑えるのが、寄付金とかは“値切る”とまけてくれるという話もあるそうです。さすが中国。なんでも値切り交渉はかかせないんですか。って感じです。ご主人の会社で負担してくれる人もいるようですが、それがない人はけっこう悩んでいる人が多いで
すね。
子供が成長してくれるのはうれしいけど、大きくなるにつれて悩みも多くなってきますね。世界中にいるお母さん、がんばりましょう!!

そして私からなんですが、今回のお話で終わりにさせていただきたいと思っております。私の勝手な事情で申し訳ないのですが。。今まで2年近くに渡って、たわいもない話を読んでくださって、ありがとうございました。
この先日本に帰るのか、別の国に行くのか、第二児出産(上手くいけば)を迎えるのかわかりませんが、がんばりま〜す!

それでは“再見!”

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