中国人は子供好き


ヒナちゃんを連れていると、よく声をかけられます。「何ヶ月?」「男の子?女の子?」こんな質問は普通かと思いますが、面白いのは「母乳?粉ミルク?」とかまで聞かれることもよくあるんですよね。通りすがりの人にですよ。日本だとここまで聞かれませんよね?
しかも結構みんな世話好きなんです。(よく言えば。。)中国では靴下は必須アイテムらしく、冬はもちろん真夏で汗をダラダラかいてても靴下を履いていないと「だめでしょ!靴下を履かせないと冷えるよ」と10人中10人に世話やかれちゃいます。特に夏場は履かせたくないので、そんな言葉も気にせず履かせていなかったのですが、近所のスーパーに行く度にオバチャン達に囲まれ(5〜6人に囲まれると怖いんです)
「なぜ靴下をはかせないんだ」とか「冷やすと良くない」とか説教されるんですよ!
こっちは心の中で“夏だよ、なぁ〜つ!”と思うんですけどね。。でも行く度に言われるのにも疲れてしまい、とうとうオバチャンのパワーに負けてスーパーに行くときだけは靴下を履かせるようになってしまいました。
話はそれますが、中国って人口が多いじゃないですか。だから町じゅうに人があふれているって感じで(特に上海は地方からの出稼ぎの人も多いので、人口密度は高いと思います)、小さなスーパーにも“なんでこんなに人がいるんだ?”ってくらいパートのオバチャンが働いています。人件費も安いから雇いやすいというのもあるのかもしれませんが。。だいたい「1列の棚にオバチャン1人」くらいの割合でいるので、お客さんより店員さんの方が多いんじゃない?という現象をよく見かけます。みんなすごぉぉーいヒマそうにしてますよ。その上、客へのサービス精神という考えは無いに等しいので、「この商品ありますか?」と聞いても即答で「無い」「知らない」「担当じゃないから」と平気で言ってのけます。中には調べてくれる方もいますけど、今までの私の経験からすると“聞くだけ腹が立つのでムダ”というのが結論です。本当にヒマそうにしていても「探してきますね」なんて言葉は出てきません。
でも子供はみんな好きらしく、あやしてくれたり、時には“あんたは買い物してきな”と言って、買い物の間中めんどうをみてくれたりするんですよねぇ〜。
不思議な人たちだ。。。とつくづく思います。
中国で子育てをしていて日本ではありえないなと思うことは、外食をしたときになんと!店員さんが赤ちゃんの面倒を見てくれる!ということです。
(先ほどのスーパーの話でもそうですが)
食事が終わるまで面倒見てくれちゃうわけですよ。“こりゃたまらん!”です。
でもどこのお店でもそうしてくれるわけではありません。
私なりのコツを発見しました。まず、オーダーを取りにきたおねーさんが、赤ちゃんに向かって「ニーハオ」なんて言ってくれたら“脈あり”です。すかさずおねーさんに「ダッコしてみる?」と言って渡してしまえばこっちのもの。
おねーさんは、オーダーとともにヒナちゃんを連れて行ってくれます。そしてヒナちゃんはお店のおねーさん方に代わる代わるダッコされ、可愛がってもらえるんです!
オーダーの時に失敗した場合は。。。。
大人が食事中、ベビーがずっとおとなしくしていることは不可能じゃないですか。グズリ始めたら、私がダッコして通りすがりのおねーさんに“赤ちゃんがグズっちゃってぇ〜”と困った視線を送るんです。(ちょっと汚い手かしら?と思いつつ。。)
そーすると「私がダッコしててあげるから、食事しちゃいなさい」と、ヒナちゃんを連れて行ってくれるんですよ!これは本当にありがたいです。大人たちはゆっくり、おいしい食事が楽しめますからね。
ホントこの子供好きの精神が色んな面に生かされるといいんだけどなぁと思いますね。

                              
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